第一ブロック研修会　　　　　　　　　　　　　　　令和元年７月１１日（木）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　於：箪笥地域センター

　高橋利一先生は、至誠学園の名誉学園長です。

　先生は５歳から立川の少年保護施設で、施設の子と寝食をともに
して育ちました。
　学費が必要になれば、全員で豚を飼って努力と工夫をしました。
　施設の子等と共に育まれて身に付いたのは、福祉職として相手の
立場に立つ、という根源的なことでした。

　一人一人にどこまで寄り添えるか、が、福祉のスタートです。
　至誠学園では、すべての児童たちを人として家族同様に温かく受
け入れています。
　そして、自分が何をしたいのか、卒園生は確実な自立をもって前に
歩んでもらいたいと思います、と、強い意思で話されました。
　

先生は、私財をご寄付されて福祉の道を究められました。

人の為に、一人一人の施設の子らに寄り添われる先生のお姿に未来の明るさを垣間見ました。

ご講演終了後には、手作りマドレーヌでお茶を楽しみました。
皆様は大変集中して講演に聴き入っておられ、先生にもその
一生懸命がつながり、素晴らしい充実でした。

　　　　　

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