第６５回社会を明るくする運動・講演会 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成２７年７月１７日（金） 　現在我が国の子どもの６人のうちの１人が貧困状態にあり、実施 すべき教育の現場にも支障を来している。 　問題を抱える昨今の子ども達の実情には、過去にはみられない 相当に厳しい内容が散見される。 　子供たちの家庭での居場所はあるか、学校で暖かい人間関係が 構築されているか、日々の僅かな繰り返しの中で子ども達の存在 そのものが問われている。 　自身の存在と居場所を無くした子供たちは夜の繁華街を放浪し、 明け方まで家庭に戻れない現実がまた、複雑な犯罪のスタートに 繋がっていくのであろう。 　夜のまちでのヤクザとの遭遇、相談も話せる相手も誰もいない状 況で、闇の世界に引き込まれるあくまでも速い流れを相当な事例で 説明され、まさに驚愕の一言であった。 　一般の、ごく普通の生活しか経験の無い大人には初めて伺う厳し い内容であり、現在社会の病巣を誠に鋭い切り口で明るみに出して 下さいました。

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