斉修会 コロナの年のクリスマス会



                                   令和2年12月13日(日)

 毎年実施している斉修会のクリスマス会は、東京都第一ブロックで
大切にしている行事として皆様に大変喜んでいただいております。
 しかし、本年はコロナ感染拡大の影響を受けました。
 対策として施設との丁寧な相談をとおし、本年はお弁当をつくるこ
とで例年と違う形になりました。




 第一ブロックの千代田区、中央区、港区と新宿区が話し合い、お弁
当は新宿区が担当、皆様が楽しみにされるクリスマスプレゼントは、施
設長と寮生の相談で、外に着て行かれるジャケット、と決まりました。
 本年のプレゼントは地区会長(新宿区・坂本会長)に任されましたの
で、何軒ものお店を探し、着やすく温かいジャケットがようやく見つかり
ました。

                


 人数分のジャケットをインターネットで注文の際、各施設長に全員の
サイズの確認をお願いし、少しでも喜んでいただくための準備は楽しく
もあり、気持ちを込めた対応をさせていただきました。
 綺麗にラッピングをし、リボン掛けをして完成でしたが、皆が喜ぶプレ
ゼントは、見ていて思わずの笑顔でした。

 
 お弁当の数は当日の参加人数を確認し、クリスマスをお祝いするメ
ニューにも様々な工夫をしました。
 材料の買い出しも美味しいお肉のスーパー等の情報を探し、会員の
力を合わせて新鮮な食材が集まりました。 
 お米は、会員からの新米の寄付、デザートの果物は友人からの寄付、
ケーキとクッキーは、杉並の会長からの手作りを送っていただきました。


 全ての品を斉修会に届ける際は、大きな袋17個にもなり、何度かに
分けて運びました。
 台所に入るところで寮生が気が付いて「僕が運びましょう」と、それは
それは手際よく運んで瞬く間に全ての仕事が終わりました。
 自分の部屋に戻る前に、「いつもありがとう」の一言と、にこっと爽や
かな笑顔を残して階段を上がっていきました。
 そばにいた私たち会員は嬉しくなり、誰に言うともなく「良かったわね」
と、周りの仲間と笑顔で活動の嬉しさを分かち合った次第です。

 当日のお弁当はヒレカツと焼売、大きな卵焼き、美味しい茄子と彩り
も良く、クリスマスを感じるきれいな出来上がりでした。
 もちろん、果物、デザートみんなが楽しい主役でした。
 

  
  




本年のクリスマス会での報告

 「今年の出来事は、クリスマス会前日の夜に緊急一時保護の方が明日
一人入会します、との連絡でした。」
 その後で、夜の新宿まで追加の一人分のプレゼントを買いに走り、どう
にか間に合って、当日の楽しい会につながりました。
 



                   


 年の瀬もせまる時期、冷たい風の舞う街で誰もが家路を急ぐ夕べに、
斉修会の窓からは温かな明かりと賑わいが外にこぼれ・・・

メリークリスマス、そして皆様には本当に幸せなお年をお迎え下さい!








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